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2008.12.04 Thursday

【読書】孫子の兵法―ライバルに勝つ知恵と戦略

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    これ以上ないほど典型的な古典の名著だが、初めて読みました。そしてある意味驚き、ある意味納得しました。
    ・戦わずして勝つ
    ・敵を追い詰めすぎてはいけない
    ・勝てる見込みがない場合は速やかに撤退すべき

    など、孫子の兵法を読まなくてもどこかで聞いたことがある戦略の王道もあるし、はじめて知った戦略もある。それらが事例付きで解説されている。事例には古代中国から第二次世界大戦までの様々な戦争から適切なものをチョイスしておりわかりやすい。確かにビジネスの場にも生かせそうだ。

    しかしひとつ気になったことがある。いわゆる「背水の陣」という戦略。この解説として以下のような説明があった。
     兵士に任務を与えるさいには、説明は不必要である。有利な面だけを告げて、不利な面はふせておかなければならない。
     絶体絶命の窮地に追い込み、死地に投入してこそ、はじめて活路が開ける。兵士というのは、危険な状態におかれてこそ、はじめて死力を尽くして戦うものだ。
    確かに一面では真実かもしれないが、正直「こんなことばかり考えている上司の下では働きたくない」と思った。

    そういえば昔からビジネスに生かそうと孫子の兵法を読む人は多いと聞く。そして私の職場では、規模の割りに開発期間が異常に短い切羽詰ったプロジェクトが多い。これはもしかしてもしかすると、この「背水の陣」戦略を盲信している馬鹿な管理職がわが社にも結構多く存在するということなのだろうか・・・

    話を戻して孫氏の兵法だが、結局のところ戦略というのは時と場合に応じて最適なものを適用すればより良い結果を出せるというもので、その戦略の引き出しを増やすという意味では読んでおいて損はないと思った。

    12/9 追記
    最近書店で孫子の兵法を見かけることが多いなぁと思っていたら映画の影響だったのですね。
    「走れ!プロジェクトマネージャー!」 > 孫子の兵法は、現代でも使えると思う : ITmedia オルタナティブ・ブログ
    2018.08.31 Friday

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      コメント
      誤解している人が多いようですが、「背水の陣」とは「水を背に、山を前に戦え」という兵法の定石をあえて破り、己を不利な状態に追い込むことで、勝利を確信した敵を誘い込み、その間に別働隊が敵軍の城を占拠し、敵を背走させた作戦です。

      >確かに一面では真実かもしれないが、正直「こんなことばかり考えている上司の下では働きたくない」と思った。

      孫子が書かれた時代の下っ端兵士は大半が普段は農民をやっている民間人ですから、士気も低く、ろくな忠誠心もありません。
      そんな人間たちをまとめて戦争するのですから、強引な手法も仕方ない面があります。

      現代的な例えをあげるなら、プロジェクトを任されたが、部下の大半が派遣社員やアルバイトという状況を想像すればよいかと。
      • 通りすがり
      • 2010.12.21 Tuesday 16:59
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